犬夜叉考察日記など
11月29日 去り行く鋼牙と殺生丸の激情
アニメ「犬夜叉」完結編第9話2009年11月29日放送
「冥界の殺生丸」

47巻
原作少年サンデー2006年7月19日(33号)第466話「別れの想い」
原作少年サンデー2006年7月26日(34号)第467話「冥道」
原作少年サンデー2006年8月2日(35号)第468話「冥界の闇」
原作少年サンデー2006年8月9日(36・37合併号)第469話「冥界の主」
原作少年サンデー2006年8月23日(38号)第470話「帰還」
原作少年サンデー2006年8月30日(39号)第471話「慈悲の心」

          ☆          ☆          ☆

去り行く鋼牙と見送る犬夜叉。
原作で読んだ時は本当に寂しかったけど、今回はそれほどでもない。
全ては終わった、鋼牙はもう身を隠す必要はない。
今頃可愛いお嫁さん連れて、楓の村に遊びに来ている頃だろう。

今回は作画が綺麗で、みんないい顔している。
メインの殺生丸とりんのためだとしても、やっぱり嬉しい。
それでも声優さんが順番にコミックを読んでいるような、淡々とした雰囲気は否めなかった、残念。
あと鋼牙のテーマをもう一度聞きたかったな。
あの場面には合わないかもしれないけど、前みたいに夕陽バックに走るシルエットかなんかで。
鋼牙には夕陽がよく似合うから。

そして冥界編。
原作を初めて読んだ時は、殺生丸の圧倒的な父性愛とむき出しの激情に翻弄された。
りんを愛しく思ってないとは言わない。
りんが奈落にさらわれた時や、七人隊の蛇骨睡骨編での態度からそれは十分わかる。
けれど今回の豹変には感動よりもびっくりで、結局最後までそれが続いてしまった。

むしろ飄々とした(おもしろい)母君と、邪見の愛らしさに胸ときめかせた思い出が(笑)。
邪見と母君の会話を読んでいると、邪見自身は気づいてなくても、邪見は殺生丸にとって、りん同様大切な存在であることがわかる。
(もしかしたら殺生丸も気づいてないかもしれないけれど、笑)。
孤高の貴公子、人間嫌いの妖怪として、共に殺戮をくり返していた頃から、邪見は殺生丸にとって気のおけない存在であると同時に、孤独の道を歩むための「杖」でもあったのかもしれない。

さて冥界の殺生丸だけど、声のトーンをあまり変えないせいか、原作ほど激情むき出し、って感じはせず、むしろ違和感は少なかったような気がする。
難しかっただろうなあ、と思わず成田さんに同情してしまったほど苦しげだった。
りんが息を吹き返した瞬間の表情は絶品。

一方の母君は予告通りの榊原良子さん。
クシャナだけあってうまいなあと思ったけど、ちょっと凝り過ぎ?な気も。

今回見ていて不思議だったのが、りんが一度天生牙で蘇ってることは想定外だったはず。
だとすれば、どの時点で修行は終わっていたのだろうか。
母君の口調だと、冥界の主を斬った時点で終わってるっぽいけれど。
りんを救う=慈悲の心だとすれば、そんなのとっくにクリアしている状態なので、修行にも何にもならない。

二度も救おうとするのはおこがましいといった台詞は、早い話がアドリブで、修行の一環ではなかったはず。
さらに、迷える死人たちを救った殺生丸には、慈悲の心というよりも、むしろ投げやりといっては言い過ぎか、りんが救えないのならもうどうでもいいみたいな空ろな雰囲気を感じてたので、それで慈悲の心を得たとするのはどうだろうと、今にして思う。
それでもりんは蘇った、本当に良かった。

母君に礼など言うはずもなく、立ち去る殺生丸の代わりに「ぺこ」と頭を下げる邪見が可愛かった。
目立たないけど琥珀もがんばった。
死への恐怖がないだけであそこまでできるものではないだろう。

犬夜叉と殺生丸の母君、そして父君の関係は、私はもっと暗いものだと思っていた。
殺生丸の母君が亡くなったかなにかで父君が犬夜叉の母君を見初め、父を取られたと思い込んだ殺生丸が人間や異母兄弟を憎むようになったと思ってたので、あまりにもあっけらかんと登場した母君には驚いた。

実の息子が地上で人間を殺しまわっていたことに対しても無関心だったことになるし。
それこそ「人の心」を超越した、奈落や初期犬夜叉のなりたかった理想の姿なのかもしれないな(笑)。
それともあまりに時がたちすぎて、父君を巡る三角関係も、今となっては懐かしい思い出、なんて笑ってみせるか。
ああ母君の茶飲み友だちになりたい、聞きたいことはいっぱいあるのに、結局この後最後まで出てきてくれなかった、残念。
まあ存在自体がストーリーを越えたゲストっぽい部分があるから仕方ないけど。

アニメ「犬夜叉」完結編も9話まで来たけど、フルスピード展開なのにどこか濃密な気がするのは、こうして要所要所に力を入れて描いていることと、物語が佳境に入り、ほとんどレギュラー陣だけで話が進むせいだろう。
悪く言えばおいしいとこ取りのダイジェスト版。
この時間帯に起きてて見る、あるいは録画してまで見る、となれば原作に対しても思い入れのある視聴者がほとんどだと思うけど、原作未読の視聴者に、果たして物語として心に残るだろうかという危うさを感じる。

たとえば神楽や桔梗の死、たとえばりんと殺生丸、その場面の美しさばかりが残ってしまうのではないだろうか。
26話限定の弊害と言えば言えるけど、原作読破組には、逆に長く続きすぎた「犬夜叉」という物語が理解しやすくなったようにも思う。
こういう作り方がいいとは思わないけど、「犬夜叉」に限っていえば、こういう形でアニメ化して、かえってすっきりしたかな?って。

こうして無事に修行は終わり、りんは殺生丸の元に帰ってきた。
今楓の元で育てられているりん。
将来どちらの世界を選ぶかなんて悩む必要はないだろう。
大人になって、殺生丸にとって妹か娘のような存在でなくなった時に、人として殺生丸と結ばれることは容易だろう。
犬夜叉とかごめのように。
もちろん琥珀を選ぶという選択肢もあるし、邪見を選ぶという選択肢は・・・ないか(笑)。

その頃はそういう世界になっているだろう。
妖怪と結ばれたといって虐げられることもなく、その子供として迫害されることもない。
いえ「犬夜叉」ではとっくにそんな世界になっていたんだけどね。
(2009年11月29日の日記)
11月26日 サバ男の息子はサバ人だった
原作少年サンデー2009年11月25日(52号)「境界のRINNE」第30話「社長」

          ☆          ☆          ☆

茫洋視線が素敵なりんねのおとうさんは、とんでもない男だった。
非合法会社堕魔死神(登録しとこう)カンパニー社長が肩書きの六道鯖人(さばと)。
ここで思いっきし吹いてしまった。

(名前じゃないけど)りんねのおじいちゃんがサバ男で息子がサバ人。
代々名前を受け継ぐ家系だったら、りんねももしかしたら「サバ」付きだったかも。
「境界のサバ太郎」とかだったらやっぱしやだな(笑)。

サバ男から連想したのがサバ人だったのか、最初から「サバト」に引っ掛けてサバ男が生まれてのかわからないけど、これは絶対確信犯に違いない。
ちなみに「サバト」とは「黒ミサ」の意味を持ち、それだけなら死神の息子としては立派な名前(でも使ってる文字が鯖=魚のサバなんだけどね)。
このおとうさん、途中でしっかりした目線になるけど、前後の茫洋とした雰囲気の方がいい気がする。

「サバト」といえば思い出すのが読んでて胸焼け、読み終えてもな〜んか嫌な気持ちになる綾辻行人著「暗黒館の殺人」。
さらに奥様の小野不由美さんはドラキュラのモデルとなったヴラドという名前を使って「悪霊になりたくない」って傑作を書かれている。
サバトの奥様(つまりりんねのおかあさん)の名前は「うらど」だったらおもしろいな。
さすがにそんなことはないだろうけど、なぜそんなことを思ったかといえば、ちょうど悪霊シリーズ読んでるから。
大体私の推理?だと、おかあさんは普通の人間のはずだし・・・。

けどこのおとうさん、借金の言い訳に(しか聞こえない)、りんねをあの世へ連れてって一緒に堕魔死神をやろうと言い出す。
一瞬りんねを殺す気?って思ったけど、あの世とこの世を行ったり来たりできるっぽいりんねだから死ぬ必要もなく、桜と翼まで普通について来てしまった。
前に戻って少年たちを連れてきた女の子2人をりんねのおかあさんとおねえさんと思ったのは私だけ?

おかさんに会いに行こうというおとうさんの言葉、少し怪しい。
おかあさんそっくりに変化した堕魔死神がりんねを騙して黒真珠ってそれじゃあまるで犬夜叉だ(笑)。
まあ私の頭の中はすでにさっき見てきた「衝撃の殺生丸」でいっぱいになってるし。

その「アニメ犬夜叉完結編」の予告、いきなり鋼牙の笑顔に驚いた。
なんていうか、殺生丸だけがクローズアップされてるし、去り行く鋼牙も流し系かなあと思ってたから。
鋼牙も行っちゃうんだなあ、寂しいなあ。
あと絵がとても綺麗っていうか可愛い。
殺生丸の母君はもっときりりとした顔でもいいくらい。
次回も力、入れてますぞな気配がむんむん伝わってくる。

Wikipediaによると殺生丸の母君を演じるのは榊原良子さん。
「風の谷のナウシカ(クシャナ)」や押井守監督作品で有名な声優さんだそうだ。
あと劇場版「めぞん一刻」の黒木小夜子他高橋作品にもいくつか出演されてる。
私は「鉄火のマキちゃん」で爆笑した。
見たよ、これ。
鉄火のマキちゃんとコマキちゃんの話、おもしろかった〜(笑)。

クシャナも単なる悪役ではない哀しみを背負った女性だった。
ナウシカと共に印象深い女性の一人。
あの声の感じか、嬉しいな。
大事な役にベテランの声優さんを配してくれる、なんでもないことだけど最近はとっても嬉しい。

今週は他に「月光条例」がおもしろかった。
私の大好きだったあの2人が帰ってくる。
赤ずきんとシンデレラ、月光との揃い踏みが本当に楽しみだ。
(2009年11月26日の日記)
11月22日 落日
アニメ「犬夜叉」完結編第8話2009年11月22日放送
「星々きらめきの間に」

47巻
原作少年サンデー2006年5月24日(25号)第459話「絡め捕られた仲間」
原作少年サンデー2006年6月7日(27号)第460話「流れ込む心」
原作少年サンデー2006年6月14日(28号)第461話「開かれた体」
原作少年サンデー2006年6月21日(29号)第462話「玉の行方」
原作少年サンデー2006年6月28日(30号)第463話「浄化の矢」
原作少年サンデー2006年7月5日(31号)第464話「落日」
原作少年サンデー2006年7月12日(32号)第465話「光」

          ☆          ☆          ☆

ああ綺麗だと思った。
前半は相変わらず息つく暇もなく台詞が続く飛ばし感と、顔(特に奈落)が微妙な違和感に淡々と見たけれど。
アニメの再開、ファンの声に押されたとか、きちんと終わらせたかったといった気持ちも確かにあるだろうけれど、この場面も描きたかったんだろうなあと思った。

何度も書いたけど、このあたり原作では2つの居心地の悪さがあった。
ひとつはかごめが描いた桔梗の幻。
かごめ自身が「蜘蛛の糸に絡め取られていた」からあんな桔梗の幻となったのか、そうではないならなぜあれほどまでに?ということ。

ふたつめは何故奈落が桔梗を殺したかということ。
犬夜叉を殺しても、かごめを殺しても、桔梗だけは殺してはならなかった。
そうでなければ奈落に生きる意味などないと思った。

ずっとそんな思いにとらわれていたのだけれど、今回は桔梗はただただ犬夜叉を愛していたのだと、犬夜叉はただひたすらに桔梗を想っていたのだとすんなり受け止めることができる素直さがあった。
さらに音楽もいつもより心に残る聞こえ方だった。
製作側が、いかにこの場面を美しく描くが、このエピソードが好きで好きでたまらない気持ちをどう表現するか、余計なことを考えず、それだけに心を砕いた結果ではないだろうか。
特に原作では曖昧なくちづけのシーンの美しさに胸が痛くなった。

そして楓。
犬夜叉もだけど、楓だって桔梗の死を3度も経験している。
(実際は2度だが、犬夜叉にそう伝えられたことがある)。
楓の姉に対する想いもアニメではきっちり描いてくれた、嬉しかった。
さらに琥珀も。

最後の最後に巫女であることよりも、女であることを選んで桔梗が死に逝く。
そして次回は鋼牙が去って行く。
アニメ化再開は嬉しいけれど、もう一度寂しさを感じるのはちょっと辛い。
でも今回は製作側の皆様に本当にありがとうございましたと伝えたい。
(2009年11月22日の日記)
11月18日 りんねのごとく!(笑)
原作少年サンデー2009年11月18日(51号)「境界のRINNE」第29話「マイナス」

          ☆          ☆          ☆

高橋先生、もしかして風邪ですか?なんて余計な心配してしまう今週号。
話がなんだか「ハヤテのごとく!」に似てきて子不孝キャラが揃ってます。
りんねのインフルエンザも実は可愛いだまし神も、相変わらずお馬鹿な翼も吹っ飛んだのが初登場のお父さん。
問答無用にかっこいいです。
ぱっと見て京極堂シリーズの陰陽師、中禅寺秋彦思い出しました。
あっちは黒ずくめでこっちは白ずくめ(たぶん)。
燃え上がる炎の模様もかっこよく、早くカラーで見てみたい。

物憂げな表情で、しっかり息子に迷惑かけてることを告白する父、ついでにお母さんにも登場して欲しい。
するとお父さんが半妖、じゃなかった人間と死神のハーフで、お母さんが普通の人間になるわけか。
次回に期待させる展開でおもしろかったけど、唯一桜に反論が。
りんねのおばあちゃんがひどい人とは思わないけど、悪気はなくても孫に借金丸投げするような人には見えます(笑)。

祖母が丸投げ、父も丸投げ+借金追加でりんねが清貧生活を強いられているところがかわいそう、と思いながらも笑ってしまう。
「境界のRINNE」、ほんとに気楽におもしろい。

ところで頂き物の情報ですが、サンデーCM劇場の声優さんがわかりました。
真宮桜は「蟲師」第1話「緑の座」の五百蔵廉子だった伊瀬茉莉也さん、六道りんねが内山昴輝さん、六文がちび泰麒の釘宮理恵さんだそうです。

他に今週号にはラム×2と巫女姿のかごめと桔梗のボトルオンフィギュアがカラーで見られます。
で、ラムちゃんフィギュアは20名にプレゼントだそうです。
あと11月24日よりサークルK及びサンクス限定で「うる星やつら」カフェオレが発売、4種類でそれぞれにコメントがついてます。
WEBサンデー」でカラーで見られます。

今週は他に「結界師」「ハヤテのごとく!」「史上最強の弟子 ケンイチ」がおもしろかった。
「結界師」は話があまり大事にならない方がおもしろい。
ハヤテは伊澄が好きなので最近出番が多くて嬉しい、けれどマリアさんの出番が少ないのは寂しい。
「月光条例」は残念ながらお休み、見たかったなあ原画展。

そして「アニメ犬夜叉完結編」では次回予告を公開。
なんか・・・顔が・・・微妙・・・。
光と闇、そして落日がどのように描かれるか、楽しみです。
(2009年11月18日の日記)
11月15日 原作通りのあっさり風味は変わらないけど
アニメ「犬夜叉」完結編第7話2009年11月15日放送
「梓山の霊廟」

45巻
原作少年サンデー2006年3月8日(13号)第448話「瘴気の傷」

46巻
原作少年サンデー2006年4月5日(18号)第452話「蜘蛛の糸」
原作少年サンデー2006年4月12日(19号)第453話「絡みつく糸」
原作少年サンデー2006年4月19日(20号)第454話「糸のむこう」
原作少年サンデー2006年4月26日(21・22合併号)第455話「切れた弦」
原作少年サンデー2006年5月10日(23号)第456話「梓山」
原作少年サンデー2006年5月17日(24号)第457話「梓山の精霊」
原作少年サンデー2006年5月24日(25号)第458話「桔梗の幻」

          ☆          ☆          ☆

最初に入った「バレーの延長のために15分遅れて開始」を知らせるテロップに顔面蒼白。
しかもこういう時のためにビデオとDVDと両方録画してたのに、ビデオはチャンネル間違えたらしく全然違う番組録画されてたし。
幸い機械がちゃんと働いてくれてて最後まで録画されてた、一安心。

さて今回も山嵐編は省略したものの、それ以外はほぼ原作通りで話はすんなり進む。
ただ場面ごとに切り取ってみると、特に声優さんを意識させられる見ごたえのある展開が多かった。

普通におもしろいところでは鋼牙が入っただけで雰囲気が変わる「犬かご桔」の三角関係。
七宝と鋼牙の新コンビもとってもいいけど、残念ながら(当然ながら)半分くらいカット。
鋼牙の肩で泣いてる七宝や犬夜叉の攻撃を2人してかわしてるとこなどとっても可愛いので原作未読の方は是非!と思わず勧めたくなる。

これまでなかった弥勒と桔梗、珊瑚と桔梗の会話に、仲悪いのになんとなく相性良さげな殺生丸と夢幻の白夜。
常に笑えるオリジナル台詞は毒蛇にかまれたチョーさん、じゃなかった邪見。

そして今回の見所のひとつは奈落と「人間の心」の会話。
キャストが「人間の心」になってるのにも笑ったが、務めるはかつて無双であり、鬼蜘蛛であった家中宏さん。
この新旧奈落の対決はぞくぞくするほど色っぽく(会話は全然色っぽくもなんともない)、ヨハネの首を捧げ持つサロメのごときの奈落のポーズは原作にはないなまめかしさが。
これって森川さんの魔性の声効果か。

そしてそれさえ凌ぐ迫力がかごめvs桔梗というより雪野五月さんvs日高のり子さんの桔梗3役対決。
当時は原作を読んでいて、かごめの心理について行けずに迷走していたような気がする。
桔梗が犬夜叉への思慕の想い以外は一切見せないのもできすぎな気がして、それだけにかごめが一人空回りしていたように見えたものだった。
私がかごめに優しくないって批判のメールも頂いたりしたのだけど、そうなのかなあってけっこう悩んだ。
基本的にその頃の感想と今の気持ちはそれほど変わってはいない。

ただこの直後、桔梗が綺麗な死を迎えるには、そしてかごめが感動の最終話を迎えるためには、ここでどうしてもかごめ自身の浄化が必要だったのだと今は思う。
かごめが「蜘蛛の糸で汚されたから」ではなく、「かごめ自身が桔梗のことをそのように意識していたから」創り出された桔梗の幻。
その幻の憎々しさには驚いた。

犬夜叉と桔梗には、確かにかごめが立ち入ることのできない絆がある。
犬夜叉とかごめにも、桔梗の知らない時間がある。
けれどかごめと桔梗の間にも、これまでの奈落との戦いの間に培ってきた何かはあったのではないだろうか。
この時期この時のかごめ、というより高橋先生の描写には戸惑った。

それをアニメでどう表現するか。
下手すればかごめが、あるいは桔梗がダメージを受けかねない。

日高さんは現実の桔梗に、原作にはなかった優しさやかごめにすがるかのようなニュアンスを加えた。
幻の桔梗は冷たく、怒りに満ちて、かごめのイメージのままの桔梗。
そして梓山の精霊が化けた桔梗はあくまでも中立で淡々と。

対する雪野さんは真っ向勝負に出た。
雪野さんはかごめには声が強すぎるような気がずっとしてたのだけど、こうした場面になると、1人の声優さんとしてやっぱりうまいなあと思う。
かごめの台詞というより全く別物の映画を見ているような気持ちになった。
悪いけど犬夜叉や鋼牙は何となく蚊帳の外な雰囲気(笑)。

かごめの中の負の感情を一気に吐き出して自分自身で浄化してすっきりして、という流れがむしろ原作よりわかりやすかったのではないかと思う。
ああもったいないなあ。
今回こそ、製作スタッフさんに回数を気にせずじっくり作って欲しいなあ。
急ぎさえしなければ、オリジナルに苦慮する必要もなく、話が停滞することもなく、見ごたえのあるシリーズになるだろうに。

少なくとも完結編に以前のような製作側の迷いや不安定さは感じられない。
本当にもったいないなあ。

今回のゲスト声優さんは桔梗への囮に使われる娘咲に古川小百合さん、その母に「魍魎の匣」や「蒼天航路」にも出てらした宮川美保さん、梓山の(顔なし)精霊に宮田幸季さん。
次回は今から涙が出そうだ、桔梗が遂に光の中で死を迎える。
(2009年11月15日の日記)
11月11日 ペンキぬりたてだって(笑)
原作少年サンデー2009年11月11日(50号)「境界のRINNE」第28話「白と黒」

          ☆          ☆          ☆

今回もストーリーよりキャラのやり取りのおもしろさで笑わせてくれた「境界のRINNE」。
美術部部長が絵川(えがわ)スグル、かっこいいけどおとぼけ部長のその名前って・・・。
でも相対する前部長の女の子は絵草仁美に意味はなさそう。
私が興味ないから知らないだけで実際いるのかな?こんな名前のプロ野球選手、いるわけないか。

実体化した「顔のない女」の念は翼のやり方では(やっぱり)納得行かず、翼の顔を黒く塗りつぶす。
さらに逃げ出した「顔のない女」の念は大本の仁美の顔を白く塗りつぶそうとする。
そこへ駆けつけたりんねがベンチで庇う。
それだけならかっこいいで終わるのに、置いた時には「ペンキぬりたて」の紙貼ってるもんなあ、ペンキまだらだし(笑)。

でも仁美の気持ちって良くわかるっていうかちょっと切ない部分も読後に残る。
私も目が悪くてメガネとコンタクト両方持ってるけど、メガネってずっとコンプレックスだったからいつもコンタクト。
別に誰も「似合わないよ」なんて言わなかったし、なのにいつもなにげにコンタクト。
寝不足の時とか正直しんどい。

こういうの自意識過剰って言うんだろうけど、仁美の気持ちは良くわかる。
だからって実体化した霊にはならないけどね(笑)。

誤解は解けて片想い同士だった前部長と現部長はハッピーエンド。
「顔のない女」は去って「金のない男」が残ったとさ、ってお話です。

今回は他にほとんどお風呂の「ハヤテのごとく」と「月光条例」がおもしろかった。
月光がとっても素敵な台詞を吐くけど、やっぱり「うしおととら」に比べると落ち着いた雰囲気だよなあ、作品が、というか作者が。
「うしおととら」は1作限りの噴き出す炎のような作品だったのかもしれない。
読んでて心がやけどした。

ところで帰りに近くのユニクロに寄ったけど、残念「犬夜叉」Tシャツは扱ってなかった。
というより扱ってる店舗の方が少なくて、都内では「UT STORE HARAJUKU.」と「新宿西口店」だけだそう。
しかも在庫わずかって一体・・・。

アニメ犬夜叉完結編公式サイト」では「梓山の霊廟」の予告がアップ。
今回もあまり飛ばずに原作に忠実に見せてくれそうです。
鋼牙におんぶしているかごめが新鮮(笑)、楽しみです。
(2009年11月11日の日記)
11月9日 立ち読み感覚
アニメ「犬夜叉」完結編第6話2009年11月8日放送
「魍魎丸の最後」

45巻
原作少年サンデー2005年12月21日(3・4合併号)第439話「溶命樹」
原作少年サンデー2005年1月4日(5・6合併号)第440話「溶命樹の力」
原作少年サンデー2005年1月18日(7号)第441話「対峙」
原作少年サンデー2005年1月25日(8号)第442話「吸収」
原作少年サンデー2005年2月1日(9号)第443話「奈落消滅」
原作少年サンデー2005年2月8日(10号)第444話「苦戦」
原作少年サンデー2005年2月15日(11号)第445話「赤子の誤算」
原作少年サンデー2005年2月22日(12号)第446話「侵蝕」
原作少年サンデー2006年3月1日(13号)第447話「加護」
原作少年サンデー2006年3月8日(13号)第448話「瘴気の傷」

          ☆          ☆          ☆

以前のアニメ「犬夜叉」シリーズが放映されていた時、何度も何度も「原作通りに作って欲しい」と書いた。
キャラの性格の過度な誇張、あり得ないオリジナルの挿入だけでなく、アニメにはどこか装飾過多な雰囲気なつきまとっていたものだった。

今回のエピソード、未だかつてないほど原作通りだったのではないかと思う。
45巻の冒頭鋼牙とのやり取り(一部は前に放送済み)と最後の桔梗による弥勒の浄化(次回放送と思われる)以外を、細かい台詞の変更や省略はあるけれど、話が飛ぶこともなく、まるでコミックを1ページごとにめくるように話が進んでいく。

私にしてみれば理想的な展開だった・・・、はずなのになんだかコンビニでぱらぱら立ち読みしたのに通じるそっけなさを感じてしまったのは何故だろう。
間がない、とも言える、余韻がない、とも思う。
懸命に水の表面で足掻いているアメンボみたいって思ってしまった。
(アメンボは逆に水に入ると溺れちゃうらしいけどなんとなく)
もしくは水に混じりたくても混じれない油の気分。
作品に入り込みたいのに入り込めないもどかしさ。

弥勒の捨て身の行動さえもさらっと流れてしまった気がする。
なんだか製作側にも申し訳ない。
ただ後半顔が激変してしまったのもかなり興ざめだった。
そんなこんなで原作通りのプラス部分と心に引っかかるものがないマイナス部分が相殺されて可もなく不可もなくなエピソード。

当然話は溶命樹から始まる。
木でいた頃の禍々しさと裏腹に、顔が出てきて喋り始めたら大笑いなキャラなのも原作通り。
いえ原作よりおもしろい顔だった。

そして犬夜叉たちの前に奈落登場、真昼に奈落。
溶命樹に喰われ、魍魎丸に喰われ、実は自分が喰ってますみたいな展開で相変わらずの脱ぎたがり。
溶命樹の色鮮やかさにも笑ったし、軽めのキャラの割には印象度強し、妖力(結界を溶かす力)も強し。
魍魎丸に向かって「よくぞここまで肥え太ってくれた」って言いながら自分はサソリに変身。
原作の時はそうでもなかったけど、なんせアニメはカラーだし、刺すし赤いし長いしって犬夜叉たちは単なるギャラリー。
こっちもえげつない親子喧嘩を眺めてる気分だけど、放送時間が深夜のせいか、けっこう思い切った描写も多い。

その頃他の場所では鋼牙と桔梗の危険な遭遇が発生。
これまで関わったことのない2人だけに凄く新鮮。
だけど残念ながら鋼牙が桔梗を助けようとダッシュする一瞬はカット。
いや〜アニメで鋼牙が桔梗を受け止めてくれるんじゃないかとひそかに期待してたんだけどなあ(笑)。

そしていよいよ鋼牙、桔梗、琥珀も犬夜叉、奈落たちの元に集合する。
白童子に続く魍魎丸、赤子のあっけない最後、今回は銀色のレオタード姿でフィギュアスケートでも始めそうな新生奈落、足の動かない鋼牙の危機と一度きりの妖狼族の加護発動と続いていくが、ここもやっぱり淡々とした感じ。
印象的なのはかごめの台詞が増えた部分だが、かごめが言葉を尽くすほど、まるで桔梗が犬夜叉を信じていないように見えてしまう危惧を感じた。
アニメのみの視聴者の感想はどうなのだろう。

今回は戦闘においてもかごめが大活躍だが、笑っちゃいけないところで笑っちゃったのが、かごめの矢が当たらずかすった時の奈落の台詞が「無駄なことを・・・」から「相変わらず未熟な矢だ」に変わってたこと。
脚本書いた人の意図って一体・・・(笑)。
そして珊瑚を悲しませないために弥勒が遂に風穴を開く。

弥勒が命を捨てて琥珀を救おうとする。
琥珀は命を捨てて奈落を滅そうとする。
その壮絶な覚悟はどちらになっても珊瑚を悲しませるだけだろうに。
そしてその中でプロとして、巫女としての桔梗の立ち位置が限りなく寂しい。
桔梗が苦しんでいないわけもなく、桔梗が悩んでいないわけでもないだろうに。

余談だが45巻をほとんど網羅している中で、41ページ第3話「対峙」の桔梗の不思議な笑顔とと167ページ第10話「瘴気の傷」の憂いに満ちた弥勒の横顔がとても好きだ。
鋼牙に会った桔梗が微笑む展開になるのかな?なんて期待した記憶が蘇る。
けれど鋼牙は桔梗に対して「噂どおり物騒な女だな」って誰から聞いたのか、そんな噂(笑)。

今回のゲスト声優さんは出て来てすぐ死んでしまう旅僧に高岡瓶々(びんびん)さん、村人に中山将平さんと西前忠久さん、妖狼族の先祖は中博史さんだった。
(2009年11月9日の日記)
11月4日 サブキャラ良ければ全て良し
原作少年サンデー2009年11月4日(49号)「境界のRINNE」第27話「私を描いて」

          ☆          ☆          ☆

さすがの桜も(初めて)びびったホラーなお話(笑)。
美術室で絵を描く絵心のある(うらやましい)男子の前に登場する顔なし少女。
顔を描いてと頼まれて、顔がないから描けずに困る。
想像で描くと似顔絵もろとも顔を塗りつぶされる、なんとも理不尽な霊(じゃないかも)。

そこはりんねで本気で怖いわけもなく、相変わらず淡々と話を進めるりんねと桜。
それをギャグの世界に巻き込んでくれるのが例によって十文字翼。
「へのへのもへじ」を書いてても、内なる絵心見抜いたらしい顔なし霊が登場。
私が行っても現れないだろうな、絵心ないし、それ以前に男子じゃないし。
翼の聖灰は聞かず、りんねの黄泉の羽織も効果なし。
りんねは少女が幽霊ではなく、何者かの強い念が実体化したものではないかと。
ここまで推理するのはなぜか桜だが。

おかしいのが、こわいめにあって翼の所ではなく、まっすぐりんねの所に行った桜にショックを受ける翼。
(これまでの経緯を見てても頼りになるのは実際りんね)
しかも一人暮らしのりんねの部屋を一人で訪ねる桜の無防備さにもショックを受ける翼。
(六文いるし)
りんねは貧乏でスケッチブック持ってないという桜に、りんねをかばうのかとショックを受ける翼。
(事実だし)

でも彼が一人で話に抑揚つけてくれるもんなあ。
美術部部長の謎とか眼鏡のイケメンくんとかもうどうでもいい感じ(笑)。
次回も翼に目一杯がんばって舞い上がったり落ち込んだりしてもらいましょう、ということで。

それと次回の「アニメ犬夜叉完結編」の予告もアップ。
溶命樹も出てきていよいよ赤子&魍魎丸の最後。
犬夜叉一行の他に鋼牙や桔梗も出てきて相変わらずの豪華ラインナップ。
次回予告を見る限り、今回はそんなに飛び回らずにすみそうです。

今週は他に「結界師」「ハヤテのごとく」「月光条例」がおもしろかった。
(2009年11月4日の日記)
11月1日 行ったり来たりがまだまだ続く
アニメ「犬夜叉」完結編第5話2009年11月1日放送
「妖霊大聖の試練」

41巻
原作少年サンデー1998年3月2日(14号)第399話「最強の刀」
原作少年サンデー1998年3月16日(16号)第401話「鎧甲」
原作少年サンデー1998年3月30日(17号)第403話「奪われた金剛槍破」
原作少年サンデー2005年9月14日(42号)第425話「刀の成長」

42巻
原作少年サンデー2005年5月18日(25号)第409話「分岐」
原作少年サンデー2005年7月6日(32号)第416話「金禍銀禍」
原作少年サンデー2005年7月20日(34号)第418話「血の効きめ」
原作少年サンデー2005年7月27日(35号)第419話「罠におちた兄弟」

43巻
原作少年サンデー2005年9月21日(43号)第426話「妖霊大聖」
原作少年サンデー2005年9月28日(44号)第427話「封印の鎖」
原作少年サンデー2005年10月5日(45号)第438話「妖穴」
原作少年サンデー2005年10月12日(46号)第429話「本当の敵」
原作少年サンデー2005年10月19日(47号)第430話「妖穴の匂い」
原作少年サンデー2005年10月26日(48号)第431話「修行」

44巻
原作少年サンデー2005年12月14日(21号)第438話「鋼牙の決意」

          ☆          ☆          ☆

今回始まりは42巻の桔梗と琥珀の会話から。
珊瑚の元を去った琥珀は桔梗の元に走る。
自らの四魂のかけらを使って欲しいと桔梗に告げる琥珀。
死を恐れないというよりも、死による贖罪を望んでいるかのような静かな瞳、この時の表情がいい。

琥珀は珊瑚や奈落や犬夜叉たちよりも、そしておそらくは作者よりも自分の罪を知っている。
そしてその心を本当に理解しているのは、おそらく桔梗ただ一人。
ただ生きて欲しいからでなく、琥珀の罪と心を知ってなお生への道を示してやるのが本来の桔梗の務め。
けれど桔梗がしようとしていることはその務めの放棄。
静かな表情に桔梗の無念がのぞく。
私が後期の桔梗で何より好きなのはこの部分だ。

そして44巻に飛んで灰と芯太を送り届ける妖狼族仲間に別れを告げる鋼牙。
犬夜叉や仲間たちの漫才やその表情など、下手なアクション場面よりずっと迫力(笑)があって正直一番おもしろかった。
ここで「鋼牙のテーマ」を流してくれればもっと良かったと思うのだけれど、そんな暇もなく。
しかも45巻冒頭でもう少し犬夜叉やかごめと笑える場面が続くのだけど当然カットで鋼牙も去ってしまう。

次に金禍銀禍編が始まるが、ここからまたあっち行ったりこっちに来たり。
犬夜叉、殺生丸、金禍銀禍と飛び回るのでやっぱり話に追いつけない。
戦いだけ少し見せておいて、カメラは再び犬夜叉へ。
まるで夢幻の白夜の目玉カメラで撮ってるみたい、もうちょっと編集しようよ、いえ編集しすぎでこうなったのか・・・。

刀々斎がやって来て犬夜叉に鉄砕牙の力について語る場面。
治療の「べろん」がないのは残念だったが、そのまま「刀の成長」まで一気に繋げたのは良かったと思う。
ふんぞり返ってる犬夜叉にはテンちゃん思い出したし。
精神年齢同じくらい?
おかげで二枯仙&炎の鉄砕牙の出番はなくなってしまったが。
ただ金禍銀禍の「血の絆」の部分はもっと掘り下げて欲しかった。

なぜ血を浴びただけでこれほど強化されるのか、また犬兄弟の確執と比較し、殺し合わなければ生きてはいけない兄弟の無念や、その想いを受け継いだ犬夜叉や。
たぶん原作を知らない視聴者は金禍銀禍をその血が強かったばかりに殺された仲の悪い兄弟で終わってしまったんじゃないかと思う。

むしろ入れ忘れたので今入れてみましたみたいな殺生丸と夢幻の白夜の初対面のシーンなど削ってもいいのでは?と思う。
その分を金禍銀禍に回すとか、なんて今さら言っても始まらないか。
この場面は本来ならば冥王獣編で描かれてたのだけど、ここから一気に飛んで(話も飛んで)殺生丸は魍魎丸の元へ。

ここまでは感想どころか筋を追うだけで精一杯なのだが、妖霊大聖編に入ってようやく落ち着いた。
何ていうか、不思議なほどきっちり作りこんでるなあ、むしろ何故?と疑問に思うくらい。
妖霊大聖の住処もとても綺麗で、山口勝平さんも嬉々として演じているなあと(笑)。
ただ鉄砕牙を封印された犬夜叉の動きのある戦いっぷりは新鮮だった。
あと相変わらず綺麗だなあ、妖穴、とか。

最初は普通に見て、2回目はコミックと照らし合わせながら見て、さらにもう1回くらい見ないとなにがなんだかわからない展開なのは相変わらずだけど、少しはこっちも慣れたかも。
おとぼけな存在感が素敵な妖霊大聖は「サザエさん」の磯野波平こと永井一郎さん、牛鬼の乃村健次さんは「十二国記」の浩瀚、蛇女の呉林卓美さんは「四魂の玉を狙う者たち」の母親や山犬妖怪(当時は「くらばやしたくみ」)、弦之介は三宅華也(かや)さん、女性なんですね。

金禍は保村真さん、「蟲師」の「籠のなか」のキスケや「さらば青春の日々」の村人でした。
「さらば―」には「サザエさん」のフネ役麻生美代子さんが出演されてます。
保村さんはレギュラー陣以外で唯一サザエさんの磯野夫婦と共演されてることになります。
こういうのってなんだか楽しいです。

銀禍は遠藤大輔さん、アニメでの金禍銀禍は単なる仲の悪い兄弟のまま終わってしまいました。
彼らの血を浴びるとなぜ強化されるのか、「血の絆」の部分は掘り下げて欲しかっただけに残念です。
妖怪は増田隆之さん、侍たちは西前忠久さんでした。
今回はゲストが多くて楽しかったです。

赤子は白童子に続いて小林愛さん、魍魎丸はてらそままさきさんですが、他にかごめが意識して優しい喋り方にしているようで好感が持てました。
3回目は画面見ないで音だけ聞いてたんですが、確かに喋るスピードが速い。
殺生丸と夢幻の白夜の会話などは、「成田さん、急いでいるなあ。」としみじみ思ってしまいました。
あと作画がものすごく綺麗な時とものすごく崩れた時のギャップがすごかったです。
魍魎丸を睨んでる時の殺生丸はまるで別人でした。
気のせいか芯太に関西弁が入ってたような・・・。

それにしてもEDでレギュラー、準レギュラー陣のクレジットは背景色が濃いのでわかりやすいけど、ゲストの部分、ちょうど犬夜叉の髪になってるのですごく読みにくいです。
あれなんとかならないかなあ・・・。

それと神谷明さんが卒業した「名探偵コナン」も見ました。
小山力也さん、私にはどうしてもジョージ・クルーニーや無双孫悟空の印象が強くて、シリアスな時はともかくギャグっぽい場面ではちょっと辛かったです。
コナンは放映時間が変わってからほとんど見てないのですが、そんな私でもそうなんだから、ファンの違和感はかなり強いでしょうね。
けれど小山さんが変に神谷さんを意識せず、小山さんらしく飄々と演じてらしたので、これはもう慣れた者勝ちだなと思いました。

毛利小五郎役に決まった時点でプレッシャーがすごかったと思うので、後はそれに太刀打ちできる声優さんかどうかということが大切。
小山さんは太刀打ちできる声優さんだと思います。 
(2009年11月1日の日記)

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