犬夜叉考察日記など
11月4日 サブキャラ良ければ全て良し
原作少年サンデー2009年11月4日(49号)「境界のRINNE」第27話「私を描いて」

          ☆          ☆          ☆

さすがの桜も(初めて)びびったホラーなお話(笑)。
美術室で絵を描く絵心のある(うらやましい)男子の前に登場する顔なし少女。
顔を描いてと頼まれて、顔がないから描けずに困る。
想像で描くと似顔絵もろとも顔を塗りつぶされる、なんとも理不尽な霊(じゃないかも)。

そこはりんねで本気で怖いわけもなく、相変わらず淡々と話を進めるりんねと桜。
それをギャグの世界に巻き込んでくれるのが例によって十文字翼。
「へのへのもへじ」を書いてても、内なる絵心見抜いたらしい顔なし霊が登場。
私が行っても現れないだろうな、絵心ないし、それ以前に男子じゃないし。
翼の聖灰は聞かず、りんねの黄泉の羽織も効果なし。
りんねは少女が幽霊ではなく、何者かの強い念が実体化したものではないかと。
ここまで推理するのはなぜか桜だが。

おかしいのが、こわいめにあって翼の所ではなく、まっすぐりんねの所に行った桜にショックを受ける翼。
(これまでの経緯を見てても頼りになるのは実際りんね)
しかも一人暮らしのりんねの部屋を一人で訪ねる桜の無防備さにもショックを受ける翼。
(六文いるし)
りんねは貧乏でスケッチブック持ってないという桜に、りんねをかばうのかとショックを受ける翼。
(事実だし)

でも彼が一人で話に抑揚つけてくれるもんなあ。
美術部部長の謎とか眼鏡のイケメンくんとかもうどうでもいい感じ(笑)。
次回も翼に目一杯がんばって舞い上がったり落ち込んだりしてもらいましょう、ということで。

それと次回の「アニメ犬夜叉完結編」の予告もアップ。
溶命樹も出てきていよいよ赤子&魍魎丸の最後。
犬夜叉一行の他に鋼牙や桔梗も出てきて相変わらずの豪華ラインナップ。
次回予告を見る限り、今回はそんなに飛び回らずにすみそうです。

今週は他に「結界師」「ハヤテのごとく」「月光条例」がおもしろかった。
(2009年11月4日の日記)
11月1日 行ったり来たりがまだまだ続く
アニメ「犬夜叉」完結編第54話2009年11月1日放送
「妖霊大聖の試練」

41巻
原作少年サンデー1998年3月2日(14号)第399話「最強の刀」
原作少年サンデー1998年3月16日(16号)第401話「鎧甲」
原作少年サンデー1998年3月30日(17号)第403話「奪われた金剛槍破」
原作少年サンデー2005年9月14日(42号)第425話「刀の成長」

42巻
原作少年サンデー2005年5月18日(25号)第409話「分岐」
原作少年サンデー2005年7月6日(32号)第416話「金禍銀禍」
原作少年サンデー2005年7月20日(34号)第418話「血の効きめ」
原作少年サンデー2005年7月27日(35号)第419話「罠におちた兄弟」

43巻
原作少年サンデー2005年9月21日(43号)第426話「妖霊大聖」
原作少年サンデー2005年9月28日(44号)第427話「封印の鎖」
原作少年サンデー2005年10月5日(45号)第438話「妖穴」
原作少年サンデー2005年10月12日(46号)第429話「本当の敵」
原作少年サンデー2005年10月19日(47号)第430話「妖穴の匂い」
原作少年サンデー2005年10月26日(48号)第431話「修行」

44巻
原作少年サンデー2005年12月14日(21号)第438話「鋼牙の決意」

          ☆          ☆          ☆

今回始まりは42巻の桔梗と琥珀の会話から。
珊瑚の元を去った琥珀は桔梗の元に走る。
自らの四魂のかけらを使って欲しいと桔梗に告げる琥珀。
死を恐れないというよりも、死による贖罪を望んでいるかのような静かな瞳、この時の表情がいい。

琥珀は珊瑚や奈落や犬夜叉たちよりも、そしておそらくは作者よりも自分の罪を知っている。
そしてその心を本当に理解しているのは、おそらく桔梗ただ一人。
ただ生きて欲しいからでなく、琥珀の罪と心を知ってなお生への道を示してやるのが本来の桔梗の務め。
けれど桔梗がしようとしていることはその務めの放棄。
静かな表情に桔梗の無念がのぞく。
私が後期の桔梗で何より好きなのはこの部分だ。

そして44巻に飛んで灰と芯太を送り届ける妖狼族仲間に別れを告げる鋼牙。
犬夜叉や仲間たちの漫才やその表情など、下手なアクション場面よりずっと迫力(笑)があって正直一番おもしろかった。
ここで「鋼牙のテーマ」を流してくれればもっと良かったと思うのだけれど、そんな暇もなく。
しかも45巻冒頭でもう少し犬夜叉やかごめと笑える場面が続くのだけど当然カットで鋼牙も去ってしまう。

次に金禍銀禍編が始まるが、ここからまたあっち行ったりこっちに来たり。
犬夜叉、殺生丸、金禍銀禍と飛び回るのでやっぱり話に追いつけない。
戦いだけ少し見せておいて、カメラは再び犬夜叉へ。
まるで夢幻の白夜の目玉カメラで撮ってるみたい、もうちょっと編集しようよ、いえ編集しすぎでこうなったのか・・・。

刀々斎がやって来て犬夜叉に鉄砕牙の力について語る場面。
治療の「べろん」がないのは残念だったが、そのまま「刀の成長」まで一気に繋げたのは良かったと思う。
ふんぞり返ってる犬夜叉にはテンちゃん思い出したし。
精神年齢同じくらい?
おかげで二枯仙&炎の鉄砕牙の出番はなくなってしまったが。
ただ金禍銀禍の「血の絆」の部分はもっと掘り下げて欲しかった。

なぜ血を浴びただけでこれほど強化されるのか、また犬兄弟の確執と比較し、殺し合わなければ生きてはいけない兄弟の無念や、その想いを受け継いだ犬夜叉や。
たぶん原作を知らない視聴者は金禍銀禍をその血が強かったばかりに殺された仲の悪い兄弟で終わってしまったんじゃないかと思う。

むしろ入れ忘れたので今入れてみましたみたいな殺生丸と夢幻の白夜の初対面のシーンなど削ってもいいのでは?と思う。
その分を金禍銀禍に回すとか、なんて今さら言っても始まらないか。
この場面は本来ならば冥王獣編で描かれてたのだけど、ここから一気に飛んで(話も飛んで)殺生丸は魍魎丸の元へ。

ここまでは感想どころか筋を追うだけで精一杯なのだが、妖霊大聖編に入ってようやく落ち着いた。
何ていうか、不思議なほどきっちり作りこんでるなあ、むしろ何故?と疑問に思うくらい。
妖霊大聖の住処もとても綺麗で、山口勝平さんも嬉々として演じているなあと(笑)。
ただ鉄砕牙を封印された犬夜叉の動きのある戦いっぷりは新鮮だった。
あと相変わらず綺麗だなあ、妖穴、とか。

最初は普通に見て、2回目はコミックと照らし合わせながら見て、さらにもう1回くらい見ないとなにがなんだかわからない展開なのは相変わらずだけど、少しはこっちも慣れたかも。
おとぼけな存在感が素敵な妖霊大聖は「サザエさん」の磯野波平こと永井一郎さん、牛鬼の乃村健次さんは「十二国記」の浩瀚、蛇女の呉林卓美さんは「四魂の玉を狙う者たち」の母親や山犬妖怪(当時は「くらばやしたくみ」)、弦之介は三宅華也(かや)さん、女性なんですね。

金禍は保村真さん、「蟲師」の「籠のなか」のキスケや「さらば青春の日々」の村人でした。
「さらば―」には「サザエさん」のフネ役麻生美代子さんが出演されてます。
保村さんはレギュラー陣以外で唯一サザエさんの磯野夫婦と共演されてることになります。
こういうのってなんだか楽しいです。

銀禍は遠藤大輔さん、アニメでの金禍銀禍は単なる仲の悪い兄弟のまま終わってしまいました。
彼らの血を浴びるとなぜ強化されるのか、「血の絆」の部分は掘り下げて欲しかっただけに残念です。
妖怪は増田隆之さん、侍たちは西前忠久さんでした。
今回はゲストが多くて楽しかったです。

赤子は白童子に続いて小林愛さん、魍魎丸はてらそままさきさんですが、他にかごめが意識して優しい喋り方にしているようで好感が持てました。
3回目は画面見ないで音だけ聞いてたんですが、確かに喋るスピードが速い。
殺生丸と夢幻の白夜の会話などは、「成田さん、急いでいるなあ。」としみじみ思ってしまいました。
あと作画がものすごく綺麗な時とものすごく崩れた時のギャップがすごかったです。
魍魎丸を睨んでる時の殺生丸はまるで別人でした。
気のせいか芯太に関西弁が入ってたような・・・。

それにしてもEDでレギュラー、準レギュラー陣のクレジットは背景色が濃いのでわかりやすいけど、ゲストの部分、ちょうど犬夜叉の髪になってるのですごく読みにくいです。
あれなんとかならないかなあ・・・。

それと神谷明さんが卒業した「名探偵コナン」も見ました。
小山力也さん、私にはどうしてもジョージ・クルーニーや無双孫悟空の印象が強くて、シリアスな時はともかくギャグっぽい場面ではちょっと辛かったです。
コナンは放映時間が変わってからほとんど見てないのですが、そんな私でもそうなんだから、ファンの違和感はかなり強いでしょうね。
けれど小山さんが変に神谷さんを意識せず、小山さんらしく飄々と演じてらしたので、これはもう慣れた者勝ちだなと思いました。

毛利小五郎役に決まった時点でプレッシャーがすごかったと思うので、後はそれに太刀打ちできる声優さんかどうかということが大切。
小山さんは太刀打ちできる声優さんだと思います。 
(2009年11月1日の日記)
10月28日 女装が似合う子 その名はりんね
原作少年サンデー2009年10月28日(48号)「境界のRINNE」第26話「だまし神の館」

          ☆          ☆          ☆

何故か途中で「堕魔死神」改め「だまし神」と改名しちゃったカボチャ頭霊。
確かにこのノリなら平仮名で十分か。

今回は女装(notコスプレ)したりんねに力が入りすぎて、他キャラがけっこういい加減、とまでは言わないけれど、キムラ先輩もそんなにかっこいいと思わなかった。
ハヤテといいりんねといいここまでメイドのコスプレ似合っちゃうと、正真正銘の女性の立場がない・・・。
と思ってたらキムラ先輩から救いの?一言、「熟女が好きなんだ。」

今日は時間があったし混んでなかったので立ち読みしてたけど、ここで首筋を極寒の風が吹き抜けた。
寒い、寒すぎるよ高橋先生・・・。
最後、せっかく女装したんだからとちゃっかり女装コンテストに出て優勝しちゃうりんねには笑ったけど。
景品のカップラーメン1ダース(ちょっと寂しい)に「助かるわ。」と言葉遣いも女の子なりんねにもちょっと笑った。
だまし神とりんねの因縁もそれほど気になるわけでもないし、今回の注目は女装してとことん可愛いのに腕や足はしっかりたくましいりんねとその活躍が全て。

カボチャ霊に手刀を打ち込む時の左手とか、「好きですキムラ先輩。」とスリーパーホールドとか、そして最後の決め台詞、
「迷える使者を正しく導き、不正な死を許さない、死神だ!」とか、好きだ。
ほんとに気軽に楽しめるけど、感想書くのは難しいわ(笑)。
あと今週は「ハヤテのごとく」と「月光条例」がおもしろかった、っていうかおもしろくなってきた。

さて次回のアニ犬予告。
金禍銀禍の登場は嬉しい驚き(出番は短いんだろうな・・・)。
やっと犬夜叉の出番が来たというか、妖霊大聖修行編はじっくり作ってあるようだ、これは楽しみ。
そしてやっぱり出てくる殺生丸。
今シリーズは「アニメ犬夜叉完結編、でも主役は殺生丸よ♪」のサブタイトルが見えてきた。
(2009年10月28日の日記)
10月25日 妖穴はどこ行った?
アニメ「犬夜叉」完結編第4話2009年10月25日放送
「竜鱗の鉄砕牙」

39巻
原作少年サンデー2004年11月24日(52号)第386話「刀秋」
原作少年サンデー2004年12月1日(1号)第387話「竜人の盾」
原作少年サンデー2004年12月8日(2号)第388話「奪鬼の使い手」

40巻
原作少年サンデー2004年12月15日(3号)第389話「亀裂」
原作少年サンデー2004年12月22日(4号)第390話「覚悟」
原作少年サンデー2004年1月5日(6号)第391話「一心同体」

44巻
原作少年サンデー2005年11月2日(49号)第432話「灰」
原作少年サンデー2005年11月9日(50号)第433話「日没」
原作少年サンデー2005年11月16日(51号)第434話「五雷指の威力」
原作少年サンデー2005年11月22日(52号)第435話「翠子の意思」
原作少年サンデー2005年11月30日(53号)第436話「破壊」
原作少年サンデー2005年12月7日(1号)第437話「見えない妖穴」
原作少年サンデー2005年12月14日(21号)第438話「鋼牙の決意」

気のせいかアニメ「犬夜叉」完結編、殺生丸に対する力の入れ具合が半端じゃないような気がする。
次いで意外に目立つのが鋼牙と出番は少ないけど確かな存在感を持つ奈落、やっと出てきた夢幻の白夜。
肝心の犬夜叉がどうも影が薄い。
出番が多いだけ削られる部分も多くて流されてる感が強いためだろうか、がんばれ、犬夜叉。

今回は殺生丸の冥道残月破の練習風景から始まる。
どう見てもこれは殺生丸のサービスカット。
他の部分を削ってまで入れるシーンでもないような。

完結編は第1期「神楽の死(メイン殺生丸)」、第2期「桔梗の死(メイン桔梗)」、第3期「最終話(犬夜叉とかごめ)」と見せ場を完全に分けちゃってるのかもしれないな。
だとしたら1期「殺生丸が主役」編は完全に成功していると思うけど、やっぱり犬夜叉たちが可哀そうだ。

そしてまたまたおもしろいというか不思議だったのが、今回の中心となるエピソード「刀秋」編と「灰」編がこれまたぶつ切りで行ったり来たり。
鋼牙が夢幻の白夜と紅牛鬼と戦うところは鋼牙五雷指最高の見せ場なのに、アニメでは竜鱗の鉄砕牙と平行して起こっているのでかごめたちのギャラリーなしという寂しい状況。
灰は五雷指のことなんか知らないし。
鋼牙の足が動かないのもあたふたしてるのは見てるこっちか。
灰と芯太の兄弟は原作よりひょろっとしていて男の子というより少年ぽかったな、声も。
特に芯太のつぶらな瞳と問答無用の愛らしさが見られなかったのは残念だった。

刀秋編に戻って刀秋は映画「紅蓮の蓬莱島」で凶羅だった飛田展男(のぶお)さん。
竜人は飯島肇さん、「BLOOD+」や「精霊の守り人」で名前を見かけたことのある声優さん。
この2人はすごく良くて、特に狂い始める前の刀秋と、竜「神」ではなく竜「人」である俗っぽさの演技とかぴったりだった。
このエピソードも急ぎすぎたあまり、刀秋が目立ってたというより、やはり犬夜叉が印象薄く、残念だった。

後半犬夜叉と鋼牙が合流してからは、動きはともかく2人の会話が楽しくて一気に盛り上がった。
先日諏訪氏も書かれてたけど、新旧金田一少年の松野さんと山口さん、息もぴったりというか喧嘩するほど仲がいいっていうか。
けど、妖穴はどこ行った?である。
それから赤子は?不妖璧は?
本当はここで犬夜叉が妖穴に翻弄されるのだが、アニメでは妖霊大聖編は次回。
まあそれなりに話は繫がるからいいけど、やはりどうして?という疑問は最後まで頭から離れなかった。
あと犬夜叉と合流するまでの鋼牙の顔が微妙なのにも複雑な心境(笑)。

待ちに待ってた夢幻の白夜もやっと喋り始めた。
声はもちろん真殿光昭さん。
でもあれ?こんな感じだっけ?不思議な感じ。
そっか「黒い鉄砕牙」見たのずいぶん前だもんなあ・・・。
気のせいか柔らかさが増した気がする、成長したかな?夢幻の白夜。

あと「地獄に落ちろ」の台詞の直後のかごめのぽかっと口を開けた顔がものすごく可愛くて嬉しい驚き。
紅牛魔ことぎゅぎゅぎゅぎゅ妖怪は西前忠久さん。
あの「ぎゅぎゅぎゅぎゅ」をどう表現するのかなあと思ってたらさすがにうまい、というかおもしろい。

見終わってから、なんだか影郎丸と獣郎丸編や豹猫四天王編を見直したくなったのは気のせいか。
七人隊の総力戦でもいいかな?
結局金禍銀禍の炎の鉄砕牙はないっぽい、ちょっと寂しい。
(2009年10月25日の日記)
10月21日 冥道残月ハロウィン
原作少年サンデー2009年10月21日(47号)「境界のRINNE」第25話「カボチャ頭の誘惑」

          ☆          ☆          ☆

今週のりんねの表紙見てたらこんなタイトルしか思いつかなかった。
だからといってメイド姿の桜が殺生丸に、持ってるカボチャが天生牙に見えたというわけではないけれど。
そんなハロウィン月間に登場は、懐かしの堕魔死神(だましがみ)。
前回はおかしなウサギの着ぐるみだったが、今回はハロウィンらしくカボチャ頭で登場。
でもカボチャ頭の堕魔死神は桜のクラスメート、マリの憧れの先輩だった少年キムラ(事故で死亡)の顔を奪ってしまう。

まるで無双のような奴だな。
でもこのキムラがまた翼と双子みたいにそっくりなのが笑える。
翼を軟弱にしたらキムラかな?みたいな。
堕魔死神とりんねの間になにやら因縁がありそうな含みを持たせつつも、今回はさらっと流れるプロローグ。

気になったのはりんねと桜の学園祭が「三界祭」となってること。
2人の学校は三界高校なのかな?
ちなみに三界(さんがい)とは欲界、色界、無色界の3つの総称で、欲界はその名の通り欲望に囚われた世界、無色界は全てを超越した世界で、色界はその中間。
欲界の欲望は超越したが、まだ囚われられているものはある。
人が生死をくり返しながら輪廻する世界を3つに分けたものって六道との違いがよくわからないぞ。

本編の感想はこれで終わって次はコミック1,2巻。
サンデーで全て読んでるとはいえ、コミックを通して読むとまた違ったおもしろさがある。
改めて思うのは、「境界のRINNE」は「犬夜叉」と違って、特に意識しなくても気楽に淡々と読んでるなってこと。

すごくおもしろく感じたエピソードとそうでもなかったエピソードの差も大きくて、ベスト3をあげるとすれば

1、やはりりんねと桜の初登場の第1話、というよりチワ太郎のインパクトに大量得点(笑)。
  そうそう、震えてるんだよねってすごく笑った。

2、「あなた来世はサバですよ」の強烈言霊が印象的な来世サバ男編。
  あのおばあちゃんはいいなあ、大好き。
  どうやら今後もちょくちょく出てきてくれそうなのが嬉しい。

3、ヒメの前世はカメだったの戦国武将編。
  何といっても雲外鏡に笑えたし。

ってこうしてみると、主役のりんねと桜は確かにかっこいいし可愛いしおもしろいけど、意外と目立ってないなあと。
狂言回しに徹して強烈なゲストキャラの引き立て役に徹しているのか、それもまた良し。
今後恋が絡むと2人の印象も素敵に強くなりそうな予感いっぱい、楽しみだ。

次は次回のアニ犬予告。
第4話「竜鱗の鉄砕牙」はどうやらこれまですっ飛ばした部分の埋め立て作業に移るようだ。
刀鍛冶刀秋と竜人が登場、犬夜叉と戦いを繰り広げる。
夢幻の白夜もやっと、やっと登場。
声は真殿光昭さんのままだったらいいなあ。

そしてちらっとだけど灰も見える。
可愛い芯太も楽しみ♪
でもって私は「五雷指」以上にこの時の鋼牙が大好きだから、う〜早く見たいです。

最後は情報ありがとうございます。
「アニメージュ」掲載の山口勝平さんと成田剣さんの対談立ち読みして来ました。
混んでたのと時間がなかったのと気恥ずかしかったのでさっと読んだだけですが、印象的だったのが「神楽の死」の場面、成田さんがテンポが速いと思ったみたいなことを話してたこと。

山口さんがとんでもない、あれはゆっくりな方ですよみたいなこと返してましたが、確かに私も神楽の死の場面は本当に静かでゆっくりと進んでいたと思ってました。
でも演じた成田さんにしてみれば、あれでも速かったんですね。
いかに他の場面が速かったかということの証明でしょうか。

山口さんがジェットコースターのようなと表現してましたがとんでもない、バンジージャンプのようでしたぞ。
突き落とされて一息つく間もなく引きずりあげられてまた突き落とされて、そのくり返し。
スリルを楽しむと言うよりも、ついて行けない感の強かったこと、物は言いよう・・・ですね。

それにしてもこういう雑誌って読むことないので、掲載作品のあまりの多さに呆然としてしまいました。
私、アニメファンなんてとても言えないな。
たぶん私のいう「アニメ」は10本の指で数え切れちゃう程度ですよ。
きっとゲームもそうなんだろうな・・・。
(2009年10月21日の日記)
10月18日 犬夜叉記憶術試験
アニメ「犬夜叉」完結編第3話2009年10月18日放送
「冥道残月破」

39巻
原作少年サンデー2004年10月27日(48号)第383話「ムジナ」
原作少年サンデー2004年11月2日(49号)第384話「大義」
原作少年サンデー2004年11月10日(50.51合併号)第385話「奪鬼」

42巻
原作少年サンデー2005年5月18日(25号)第409話「分岐」
原作少年サンデー2005年5月25日(26号)第410話「冥道残月破」
原作少年サンデー2005年6月1日(27号)第411話「やさしい彼」

51巻
原作少年サンデー2007年5月16日(24号)第505話「狐の宿」
原作少年サンデー2007年5月23日(25号)第506話「受験番号七七」

52巻
原作少年サンデー2007年7月4日(31号)第512話「正しい願い」

          ☆          ☆          ☆

七宝は妖術昇級試験を受けてたけど、こっちは犬夜叉記憶術試験を受けてる気分。
は〜い、ここ覚えてますか〜。
はい、次はちょっと飛びますよ〜。
次はちょっと戻りますからね、しかもざっくり削除しちゃいますよ、気をつけて〜。

今回は39巻からムジナ、40巻からは殺生丸の冥道残月破会得と「やさしい彼」から冒頭の弥勒と珊瑚、七宝、楓の会話の部分。
メインは冥道残月破じゃなくて狐妖術試験と言っちゃっていいかと思うほどじっくりたっぷり原作通りは51巻。
おまけに52巻「正しい願い」よりかごめの願書提出と祖父との会話。

こうしてまとめてみると、これまでの3話の中でじっくり描いたのは「やさしい彼(1話めの犬かご現代生活)」と鋼牙の「五雷指」、2話の犬夜叉と桔梗の会話と神楽の死、そして3話の妖術試験と冥道残月破。
それなりにレギュラー陣メインのエピソードが繰り広げられていると言えば言える、残りは弥勒と珊瑚か?

今回意外な拾い物はムジナ編だった。こちらもかなり短縮されたけど作りは丁寧、短縮したからといって話に支障があるわけでもなく、楽しめた。
ムジナの声は桑谷夏子さん、艶っぽい声で落ち着いた話し方、アニメの中でムジナの台詞の時だけはせかされてる気がしない。
ムジナを見ていて気がついたんだけど、完結編にスピード感というよりせわしなさを感じるのは、物語の構成もだけど、描写や会話に間、というかゆとりがないからかも。
桑谷さんは「戦国BASARA」のかすがだけど、以前「昔のあやまち」では弥勒と珊瑚の仲を引っかき回してくれた志麻だった。
今回はその憂い?で犬夜叉と七宝の仲を引っかきまわしてくれる。
そしてキャストでムジナから大狸に変身した?すっとぼけはなんと茶風林さん、そう、「昔のあやまち」で志麻に恋した大ナマズである。

2度目のセット共演?しかも今回は一心同体?で大ナマズ妖怪も嬉しかったに違いない(笑)。
志麻は嫌だったろうけど。
ちなみに茶風林さんは怪奇透明妖怪でも出演されてるので、今回で3度目、いつも変な妖怪ばっかし。
目暮警部は普通なのにね。
短いなりに七宝の父親への想いもしっかり出てたし、声はなかったけど飛天満天雷獣兄弟も一瞬登場、嬉しかった。

今回は殺生丸と刀々斎の会話から始まる。
刀々斎も、殺生丸相手だと、犬夜叉の時と違ってシリアスなせいか、声が低めでとってもまじめ。
殺生丸の記憶の中で魍魎丸が神楽を揶揄する言葉、「バカな女」がアニメではなぜか「バカ女」になっており、いっそうひどい気がするのだが・・・?
殺生丸が(珍しく)素直に刀々斎に天生牙を渡したところで物語は「やさしい彼」の冒頭部分に飛ぶ。

珊瑚が弥勒のお尻をなでて尻尾を探し、本人であることを確かめるシーン。
原作では淡々としている珊瑚だが、アニメではかなり可愛さ強調。
楓と七宝を加えた会話の部分も長くなってて嬉しかった、夕日も綺麗。

その頃かごめは現代でクラスメートと一緒に志望校に願書提出、祖父との「正しい願い」の会話に入る。
ここでおもしろいのが祖父から正しい願いに関して聞いた時、かごめが「初耳だ」って言うのに対し、祖父が「おまえ最後まで聞いてくれないし。」って言ってるところ。
かごめが第1話で「(由来を)何度聞いても忘れてしまう」のが、実はくどい話を「聞いてなかった」疑惑浮上か(笑)。
というのは原作では瞳子編があって、何者か(この時点でかごめは桔梗としている)がかごめの霊力を封印していることが明かされているが、アニメではそれがないから。
ある意味物語の順序入れ替えの弊害ではある。

Wikipediaに第8話までのサブタイトルが掲載されていて

第1話「奈落の心臓」
第2話「神楽の風」
第3話「冥道残月破」
第4話「竜鱗の鉄砕牙」
第5話「妖霊大聖の試練」
第6話「魍魎丸の最期」
第7話「梓山の霊廟」
第8話「星々きらめきの間に」

となっていたが、この中に瞳子が入るといえば、第7話の梓山か。
けど瞳子はぎりぎり入れなくても話がつながるエピソードではある、半端に入れるよりは。

話がそれたが、この後戦国時代に戻って妖術試験とムジナに入る。
なんでこんなに力を入れる?と笑えるよりも驚きながら見ていた妖術試験、アニ犬対象年齢の広さか。
原作は大人が読んでも笑える漫画と思って読んだけど、アニメはなんか子供向けアニメを見てる気分になった。
でも七宝が試験の後、犬夜叉のところに戻ってこないでムジナに繋げたのはうまいと思う。

そして最後に殺生丸の天生牙会得。
当然かもしれないけど、殺生丸が天生牙を受け取るのは闇の中。
最後に殺生丸を祝福するように吹き抜けた一陣の風も闇の中。
サンデーで読んだ時、私のイメージでは神楽が最後を迎えた花園のような明るいイメージがあったからちょっと驚いた。
ここで「一陣の風」なんて書いちゃったけど、サンデーでこのページの柱に

「神楽の死がきっかけとなり、武器として覚醒した天生牙。 それを祝福するかの如く一陣の風が舞う・・・」

と書かれていてとても嬉しかったことを思い出したから、お許しを。

それから原作もそうだったけど、天生牙の蘇り第1号は実はりんではなく邪見。
当然ここはアニメで「お前も天生牙で蘇っただろうが」みたいに台詞を変えてくると思っていたのでびっくりした。

今回も当然のことながら次回予告はなし。
上記によると次回は「竜鱗の鉄砕牙」になるけど、こうして犬夜叉は犬夜叉、殺生丸は殺生丸で話を進めて大丈夫なんだろうか。
それと「黒い鉄砕牙」の部分はどうなるんだろうか、改めて作るとか?そのままってことはないだろうけど、絵も全然違うし。
とりあえずはムジナが置いていった刀「奪鬼」のできそこないから刀秋にたどり着き、竜人との戦いにはいるんだろうけど。

そういえば以前のアニメはOPの後、CMなしですぐ本編が始まってたけど、今回はサンデー劇場込みではあるけどCMが入るな。
次回予告がないのもCMが多いのも予算のせいか?それはないか。
ちなみに先日メールで質問を頂いたけど、私もEDの最後の赤い糸には気恥ずかしさを覚えるお年頃です(笑)。

最後にサブタイトルだけど、第8話で正直目が点になってしまった。
いえもちろんどのエピソードかは見当がつくし、言いたいこともわかるのだけれど、8話目になって突然キャラの目が2倍くらいの大きさになって、目の中にまでまばゆいばかりの星がきらめきそうな、花で埋もれたきわめつけの少女漫画の世界になりそうな。
7話まで通してきたタイトルと統一感を持たせて欲しかったけど、もう変えられないんだろうな・・・。
(2009年10月18日の日記)
10月14日 翼も学んで素敵になってく
原作少年サンデー2009年10月14日(46号)「境界のRINNE」第24話「死神のカマ」

          ☆          ☆          ☆

今週号は表紙&巻頭カラー。
単行本を読んでる桜とりんねって宣伝にしても凄すぎるけど、好きだなあこの表紙。
永久保存版です。

カラーになったら芋虫みたいでちょっと鳥肌悪霊トイチ。
りんねはまたちょっと成長したみたい、顔つきが大人っぽい。
儀式、ではないけれど相手がたとえ七宝もどきでも芋虫もどきでも敬語を使うところもいい。
悪霊であっても敬意を払う、礼儀正しい死神もどき。

そして浄化された途端、ぷよぷよみたいに可愛くなったぷちトイチ。
けれど残党はそう簡単には浄化されず、花子の恨みを得てさらにパワーアップしようとする。
そこで翼が気がついた。
そもそも花子が悪霊化する原因を作ったのは自分。

さらにただ攻撃するだけでは、花子もトイチも浄霊できないことにも気づいたようだ。
花子に謝り、トイチには宗派違いの本(聖書)のカド(角)で殴る攻撃、これは効果絶大だった(笑)。

「犬夜叉」もそうだったけど、「境界のRINNE」もキャラが読み手を笑わせようと、つまり高橋先生が読み手を笑わせようとしないところがいい。
普通に、あるいは大真面目にやってることが、読んでる側にとってはたまらなくおかしい。
この辺のほんわか感が好きだなあ、キャラを変えてまで笑わせようとしては、なかなか出せない味だろう。

こうしてりんねと翼の協力により、トイチも花子も成仏完了。
翼もこれまでがんばってきたけど、今回りんねを見ていて学んだことがあったはず。
これまでもりんねのライバルとして魅力的な少年ではあったけど、またひとつ成長した気がする。

そしてりんねはせっかく得た10万円も、早速借金取りの差し押さえに。
桜のりんねに対する気持ちは恋か憐れみか。
翼の心は怪しく騒ぎ、「恋に決まってるじゃない!」私は心で言い切っちゃおう。

ところでアニメ「犬夜叉」完結編の合間に「境界のRINNE」のCMやってるけど、これはまあサンデーCM劇場の一環だからいいとして、実際アニメにする時は、あまり「笑わせたい」感を前面に押し出さないで欲しい。
りんねの笑いはらんまや「うる星やつら」とはまた違った柔らかさがあるので、むしろ「めぞん一刻」の雰囲気で作ってくれたらいいなあと思った。
(2009年10月14日の日記)
10月11日 風
アニメ「犬夜叉」完結編第2話2009年10月11日放送
「神楽の風」

★今回のアニメはこの範囲(38巻第2話〜41巻全て)ですが、アニメになっていないエピソードはグレーにしています(今回はメモつきです)。

サンデー2004年8月4日(36号)第371話「神楽の心臓」
原作少年サンデー2004年8月11日(37号)第372話「終わらない苦しみ」
原作少年サンデー2004年8月18日(38号)第373話「姉弟」
原作少年サンデー2004年8月25日(39号)第374話「風」

★翠子と神楽順番入れ替え
原作少年サンデー2004年9月1日(40号)第375話「胸の穴」
原作少年サンデー2004年9月8日(41号)第376話「同じ魂」
原作少年サンデー2004年9月15日(42号)第377話「使命」

★大蛇(おろち)とか蛟(みずち)とか多分省略、かわいそ〜!気持ち悪いけど、尼寺は?
原作少年サンデー2004年9月22日(43号)第378話「大蛇の巣」
原作少年サンデー2004年9月29日(44号)第379話「かけらの異変」
原作少年サンデー2004年10月6日(45号)第380話「狼の墓場」
原作少年サンデー2004年10月13日(46号)第381話「宝の守り役」
原作少年サンデー2004年10月20日(47号)第382話「五雷指」

★ムジナから奪鬼は省略か後回しか・・・」
原作少年サンデー2004年10月27日(48号)第383話「ムジナ」
原作少年サンデー2004年11月2日(49号)第384話「大義」
原作少年サンデー2004年11月10日(50.51合併号)第385話「奪鬼」
原作少年サンデー2004年11月24日(52号)第386話「刀秋」
原作少年サンデー2004年12月1日(1号)第387話「竜人の盾」
原作少年サンデー2004年12月8日(2号)第388話「奪鬼の使い手」
原作少年サンデー2004年12月15日(3号)第389話「亀裂」
原作少年サンデー2004年12月22日(4号)第390話「覚悟」
原作少年サンデー2004年1月5日(6号)第391話「一心同体」

★冒頭七宝が弥勒に化ける場面がアニメ1話に入れられた
原作少年サンデー2004年1月12日(7号)第392話「平和な食卓」

★ていうか犬くんもがんばってるのに無視・・・、たぶん後回し・・・夢幻の白夜も後回し・・・竜鱗の鉄砕牙も後回し・・・
原作少年サンデー2004年1月19日(8号)第393話「尼寺」
原作少年サンデー2004年1月26日(9号)第394話「化け猫」
原作少年サンデー2004年2月2日(10号)第395話「竜鱗の鉄砕牙」
原作少年サンデー2004年2月9日(11号)第396話「毒蛟」

★アニメの白夜は色気ありすぎ・・・
原作少年サンデー1998年2月16日(12号)第397話「夢幻の白夜」
原作少年サンデー1998年2月23日(13号)第398話「鉄砕牙の暴発」
原作少年サンデー1998年3月2日(14号)第399話「最強の刀」

★以下の部分はかなり省略と変更あるけれど・・・、冥王獣はこれだけかい(笑)=西前さん→りんじゃけ漫才は「器」から
原作少年サンデー1998年3月9日(15号)第400話「冥王獣」
原作少年サンデー1998年3月16日(16号)第401話「鎧甲」
原作少年サンデー1998年3月23日(16号)第402話「魍魎丸の狙い」
原作少年サンデー1998年3月30日(17号)第403話「奪われた金剛槍破」
原作少年サンデー2005年4月6日(19号)第404話「魍魎丸の変化」
原作少年サンデー2005年4月13日(20号)第405話「拮抗」
原作少年サンデー2005年4月20日(21号)第406話「怒り」
原作少年サンデー2005年5月11日(24号)第408話「逃走」

          ☆          ☆          ☆

何をそんなに急ぐのだろう、とういうのが今回も正直な感想。
なまじっか原作を読んでいるとついていくのがやっと、というよりついていけない行ったり来たりのスピード展開。

まず期待に反して殺生丸のvs魍魎丸戦は「器」じゃなかった。
飛びに飛んで41巻最終話「逃走」まで飛んでった。
しかも哀れ冥王獣はわずか数カットの出演であっという間にやられてしまい、気がついたら魍魎丸はものすごくアンバランスな、ものすごく色合いの悪い、妙な姿で登場していた。
けど私の声が届いたのか(笑)、「器」で見られた七宝と邪見の問答(深い考えとそれがわかれば苦労しない)がりんと邪見に変わってサービス。
殺生丸が兄というより父のような貫禄ある声になってきた。

そしてこの辺に来ると犬夜叉もまた次の鉄砕牙の成長を目指して関わっているのだけれど、思いっきり無視して殺生丸オンリー。
まあこれは犬夜叉編として後でまとめてやると思うけど、闘鬼神が折れるところまできてしまってはもうなにがなんだか。
複雑に絡み合う兄弟の思惑、そして絆はこの際すっぱり切り捨てて、どこまでも兄は兄、弟は弟として作っていくつもりなのだろうか。

話が飛んだけど、今週も入れ替えたり削除したりで、原作をトータルすれば↑こんなに長くなってしまう。
第1話の最後は桔梗が無力な?僧たちに結界を破られてしまう場面で終わったが、今週もこの続きで(38巻第7話「胸の穴」)の退治屋の里での墓参りから始まる。
つまり神楽の部分は後回し、これはいいと思う。

その後、翠子の木乃伊の胸の穴から死魂虫が生まれ、たった一人追う犬夜叉は桔梗と出会う。
この部分が驚くほど原作に忠実で丁寧に作られている。
ただ原作で犬夜叉が桔梗の肩をつかむところが、アニメでは後に立つだけになっていた、どうも遠慮がち(笑)。
そういえば1話2話とついていけないスピード展開の中で、「犬夜叉とかごめ」「犬夜叉と桔梗」「鋼牙」「神楽と殺生丸」の見せ場はきっちり作っているなあ。
思いっきり走って、ある地点で立ち止まってじっくり見せ場を作り、また別地点まで全力疾走って感じ?

話が錯綜しなければいい手法なのかもしれないけれど、これって多分原作知らない視聴者の方がすんなり受け入れることができるんじゃないかと思った。
ただせっかくの美しいシーンで、桔梗の「玉ごと奈落を浄化する」の台詞が「卵と奈落を浄化する」と聞こえてしまって一気にギャグの世界に堕ちてしまった自分が情けない。
けれど桔梗を追う琥珀のまるで悟りを開いたような、穏やかな表情がとても良くて。
珊瑚を始め、仲間たちは(桔梗も含めて)琥珀を殺すまいと必死になるけれど、今の琥珀はそういったある意味執着、妄執といってはいい過ぎか、の外にいる。

琥珀が犯してしまった罪は、父や退治屋の仲間を殺してしまったことだけではない。
もしも死が救いになるならば、死が償いになるならば、ハッピーエンドを大切にする少年漫画といえども死ぬべき時はある。
実は私、琥珀が生延びたことに少しだけ違和感がある。
もちろん生きてて良かった、その生延び方と言うべきか。
琥珀がこんな表情で自らの使命と運命を受け入れることができるなら、ただ生延びればよい、そんな形ではなく琥珀を生かして欲しかったと未だに思う。

そして次は鋼牙の五雷指。
きのうのブログでも書いたけど、五雷指のエピソードは、鋼牙ががんばるという意味では大好きなのだが、話としてはありきたりな感じがする。
いつも犬夜叉が嫌というほどやってることを、今さら鋼牙にやらせなくても、と思ってたのだが、実際にアニメで作ってもらえれば嬉しいし、松野さんの声は聞けるし一石二鳥どころか三鳥四鳥くらい盛り上がる。

けど会話が多いせいか、鋼牙のスピード感を感じられる出来ではなかった、残念ながら。
犬夜叉は刀が大きいせいか、あまり動かないけどその分大げさに効果出せる、鋼牙の場合は攻撃自体は地味だからかなあ、アニメでいいと思った戦闘シーンは豹猫四天王と七人隊と影郎丸のとこくらい。
しかもアニメではこれから出てくるのかな?かごめに「鋼牙くんの足のかけら・・・何かに守られている・・・だけど・・・それは・・・そんなに強い力じゃない。」って言われてしまう(心の中で)。

いやあ妖狼族の格としては仕方がないかもしれないけれど、せっかくがんばった鋼牙にこれでは身も蓋もない。
しかもこの後の五雷指、そんなに目立たないし。
結局「鋼牙だってがんばってるんだよ!」ってアピールにしかなっていないエピソードだった、原作も含め。
いいんだ、それでも。
鋼牙が出てくるだけで、松野さんの声が聞けるだけで・・・。

そして「風」。
奈落が妙にさわやかな表情で神楽に心臓を返し、そして触手で貫く。
すぐには死なず、絶望と苦痛を感じる時間だけを残して。

アニメでは魍魎丸と戦いを繰り広げていた殺生丸が神楽の血の匂いに気づく。
魍魎丸に神楽をけなされた殺生丸は怒りを爆発させ、闘鬼神が魍魎丸がまとっていた冥王獣の鎧甲を貫いて魍魎丸を退散させる。
この部分はあっさり切り上げ、神楽の元に向かう殺生丸。
殺生丸が追って来たのは「奈落の瘴気の匂い」ではなく「血と瘴気の匂い」と言葉を変えることによって、殺生丸がすでに神楽と気づいていたことが強調される、この部分は素敵だと思う。

高橋先生独自の空間が醸し出す雰囲気、そして間、その感動に、1枚1枚絵を重ねていくアニメは及ぶべくもない。
けれどアニメはその代わり、美しい絵と風と音楽と声で感動を膨らませた。

白い花の咲き乱れる野原が神楽の血で赤く染まる。
風が神楽のそばに佇む殺生丸の髪を揺らす。
殺生丸の表情はどこまでも優しく、神楽もただ素直に最後に殺生丸に会えて嬉しいと告げる。
静かに流れる音楽の中、神楽は静かに死んで行く。

その安らかで美しい笑顔とは裏腹に、湧き上がるのは瘴気。
死に臨んでもなお、神楽の体は瘴気から解放されることはなかった。
けれど神楽の魂は1枚の羽となって空に舞い上がる。

あたしは風だ。
自由な風だ。

あれほど望んでいた自由を得て神楽は風になった。
けれど自由に飽きたら神楽は帰ってくるだろう、殺生丸の元へ。
そして殺生丸の心の中でいつまでも舞い続けるのだろう、そう思った。
そしてやっぱり涙こぼれた。
(2009年10月11日の日記)
10月7日 あっ、おばあちゃんだ♪
原作少年サンデー2009年10月7日(45号)「境界のRINNE」第23話「力の代償」

          ☆          ☆          ☆

そうなんですよ、犬友Aさん、というより「うし友」Aさん!
悪霊トイチを背負って浮いてる花子のカットが「うしおととら」コミック14巻で山魚に絡め取られた「とら」にそっくりなんです、おんなじ構図なんです。
そんなこと思ったの私だけかと思ってました(笑)。

さて10万円の価値あり悪霊名前はトイチ、一人(と数えるのか、こっちでは)じゃなくて、いろんな霊が集まってひとつの悪霊になっているのだと言う。
漢字で書くと「十一」かな?
10人で1つの悪霊とか、10万を表してみたとか、んなわけないか。

語っているのはおばあちゃん。
思いがけない登場がとっても嬉しい。
私の中でおばあちゃんは殺生丸の母君と重なる部分があって(なんて失礼か、どっちに?)、白い髪(もしくは銀髪)とかシリアスなおばあちゃんの表情とか。
だからなんとなくおばあちゃんの出番は母君と同様あれで終了かと思っていたから。

でもこの分だと、これからも時々登場してりんねにアドバイスしてくれそう。
はるばる会いに来た孫に、お休み処でお団子?ふるまってるところが可愛いじゃないか(笑)。
しかもがっつかないりんねもさすが。
今は悪霊のことで頭がいっぱいとはいえ、清貧生活でおなかもすいているだろうに。
そんなところに亡きおじいちゃんのしつけが感じられて好印象。

さてどんどんエスカレートしていくいたずら花子と翼の駆除。
やればやるほど悪い方に転がっていくのは当然か。
「トイレの花子さんの復讐は、激しさを増してきました。」って桜は誰に向けてのナレーションか。
花子の能力以上の力は悪霊トイチから受けたもの、その代償は花子自身だった。

見た目は間抜けでも、悪霊トイチは花子のようなか弱い霊に力を貸して吸収をくり返し、巨大化したのだという。
おばあちゃんから情報を得たりんねが戻ってきて花子を助けようとするが、例によって邪魔する翼。
パワーアップした聖灰弾10倍ブレンドによりトイチは10個の七宝、じゃなかった10個のトイチに分裂する。
六文が買ってきた?5000円のカマでトイチと対決するりんね、アクションとしても間抜けだな(笑)。

花子も可愛いので成仏しないでりんねの助手兼六文のガールフレンドとして残ってくれないかな、時々登場でいいから。
でなきゃおばあちゃんのところで暮らすとか。
次回でたぶん決着花子編(翼が邪魔しなければ、の但し書きつきだけど)が楽しみだ。

さて今週の「犬夜叉」情報はアニメ「犬夜叉」完結編が12月末に発売決定。
今回は「アニプレックス」から出るそうで、サンライズによる描き下ろしイラスト仕様のケース入りの上、第1巻はテレビ本編意外にも特典が満載の予定とか。
なんか最近盛り上がっているというより妙に急いでいる気がするのは私だけだろうか?

最終ページには「オススメのお菓子」との質問に高橋先生の答えは「帝国ホテルのブルーベリーパイ」。
ちょっと意外だった。
高橋先生キャラ的にあえて駄菓子とかコンビニとか、そっち系が出ると思ってたのかな?
つくづく失礼な私です(笑)。
(2009年10月7日の日記)

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